86歳の母と行く名古屋・大阪旅行のきっかけ
以前より私の母親が名古屋と大阪にいる孫がどんな部屋に住んでいるか一目見てみたいと何度も言っていました。
私たち夫婦も「暖かくなったらいつか行こうね」などという会話を続けていたのです。
みなさんもお気づきだろうけど「いつか行こう」はまず実現しません。
そのことにはたと気づいてしまい、「母が元気で一番若いのは今日、今この瞬間だ。今行かなければ」
そう気づいた瞬間から妻や母と暮らす姉に説明し、3月末に必ず行くということで家族全員のスケジュールを調整したのです。
今回は私と妻と母で行った名古屋・大阪旅行の旅の記録です。
どうも福じいです。
86歳の母と行く名古屋・大阪旅行の目的と注意点
今回の旅の最大の目的は・・・
⭐️孫の住んでいる部屋、学んでいる大学、勤めている職場を母に見せてあげる。
⭐️86歳の母の体の負担を最小限にする行動をする。
上記2点に目的を絞り旅程を組みました。
なので移動手段は四国からですが自家用車量で移動することにしました。
新幹線などを使えば移動時間は早いですが、乗り換えなどで駅構内や電車内の移動があり、母は自分一人で歩くことができますが、転倒などのリスクを考えると車移動でなるべく歩行距離を少なくするということがベターだと判断したからです。
もちろん車移動はJRなどを使うより時間がかかるという体力的リスクもありますが、母に相談するとその方がいいということなので車での高速道路移動を選択したのです。
もちろんドライバーは私と妻の交代制です。
86歳の母と行く名古屋・大阪旅行 (名古屋まで)
いよいよ高速道路総距離500km弱、6時間〜7時間を想定した旅のスタートです。
6:00 四国の住んでる街をスタートしました。天気は3日間とも晴れか曇りでまずますの予報です。


上の写真は瀬戸大橋です。母の体調も良好で順調に本州上陸です。
当初、名古屋までの高速経路では実は琵琶湖は見れません。
しかし、母の希望で琵琶湖を見たいという事で大津SA経由のコースに変更になりました。

琵琶湖をバックに母と妻です。
86歳母と行く名古屋・大阪旅行〜母とのふれあい
私自身、久しぶりの母との触れ合いにより多くの気づきがありました。
名古屋までの移動中の車からの乗り降りや、歩行中に手を繋ぐ事で母の現在の体の強さ・弱さを実感することができ、これほど身体的に動きが遅くなっても弱くなっても何とか孫と会いたい・孫の生活している環境を知りたいという強い思いが握った母の手から伝わりました。
また、それにより私もその思いを成し遂げさせたいと強く思いました。
今、母にとって孫の成長を1日でも長く見ることが生きることの糧になっているのだなと痛感したのです。
この旅をスタートさせて本当に良かったと思いました。
道中、決して美味しいものを食べたり、観光地を堪能させることはできませんが、何よりの母親孝行ができる旅だと確信しました。
逆に自分にとっても非常に心から楽しめる旅行ができるので母に感謝です。
・・・次回はいよいよ孫との対面です。
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